お茶の歴史を調べて楽しもう!紀元前からあるお茶とは?
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最終更新日:2014/06/29
色々な雑学
現代お茶は世界中のたくさんの人たちに飲まれ、毎日の生活に欠かせることのできない、重要な飲料として扱われています。そのお茶の起源はいったいどこから来たのでしょうか?
お茶の始まりはどこなのか?
お茶の起源は古代中国と言われており、古くは紀元前2000年以上前から人々の間で飲まれていたという伝承があります。一説では中国の雲南省で禅の修行をしていた達磨大師が、悟りを解く修行をしていたときにあまりの眠気に耐えられなくなり、自分の目のまぶたを切ったところ、そこから流れた血が地面についたところから生えた草木の葉を食べたところ、眠気が晴れたというお話しがあります。その木がお茶の木というお話です。
その他にもお茶の出てくる神話や伝承は数多くありますが、おおよその舞台は中国からインドにかけての地域が盛んであることから、その地区で飲み始められたのではという説が有能です。
日本のお茶は高級品だった?
そこから、日本を含めたアジア地域を中心に世界中に広まり、現代にいたるというわけです。ちなみに日本に伝わったのは、西暦800年ごろの中国に渡った仏教の学問のために渡中した人間がお茶の苗を持ち帰り、栽培したのがはじめとされています。
禅の修行に用いたり、奉納品として高い位の人たちに献上されており、当時はお茶は天皇や貴族でしか飲むことはできない高級品であったようで、庶民に一般的に広まったのは、栽培が発展し加工技術が向上を遂げた江戸時代からとされています。庶民の生活の中で更に技術革新などがあり、現代のように誰でも気軽に飲むことのできるお茶へと進化しました。
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