痴呆症にならないためにお茶を飲む
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最終更新日:2014/06/29
驚きの効能
お茶カテキンには様々な働きがあることのは他のページでも述べましたが、日本茶を好む日本人ならば、その効果を知っておいても損はないと思います。そんな中でもあまり注目されていない、痴呆症防止効果についてお話ししてみます。
痴呆症を防いでくれるお茶
人間の脳は歳を重ねるごとに働きが衰えてきます。これを老化現象と言います。老いは生物である限り逃れられないものですが、それでも自分が年寄りになるのを少しでも遅くしたい、というのは誰しも思うところでしょう。そんな老化防止にはお茶の成分である『テアニン』に効果があるのをご存知でしょうか?
アミノ酸のひとつである『テアニン』はお湯には溶けやすく、お茶の旨味成分といっていいでしょう。玉露でお茶をいれるとテアニンを多くとることができることが有名です。さて問題の老化現象には物忘れが激しい、親しい人のことを忘れてしまうなどの痴呆症があります。
それには2つの要素があり、アルツハイマ-型老年痴呆・脳血管性痴呆と呼ばれています。脳の中には身体を動かしたり、ものを考えたりする神経伝達物質がありますが、歳が経つにつれ脳の容量が収縮することが起きるためと考えられています。
簡単に言うと脳の機能が人間としての生活を送る上での、重要な役割を果たすことができなくなってしまう状態が痴呆症という症状です。
なぜ痴呆症に効果があるのか?
お茶に含まれているカフェインやテアニンは日常的にお茶を飲むことで、普段フル稼働で働いている脳を休め、ストレスなどの度重なるダメージを軽減してくれるという効果があります。この他に痴呆症の最大の難関とされる、記憶を司る神経の動きをテアニンは正常に保つ効果があると言われています。
また痴呆症を患う原因として動脈硬化があります。動脈硬化は血液内の悪玉コレステロ-ルなどが原因とされ、血管内の流れを悪くして心臓や脳へ血液を送りづらくなるという特性を持っています。お茶によるカテキンはコレステロール値の抑止すると同時に、心臓への負担を減らし血圧の急上昇なくしてくれ、血流を穏やかにしてくれる作用があります。そういった点でも脳血管性痴呆の予防につながるのでは?と考えられています。
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